何はともかくこちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Ob0qMxOPpss
ちょいと前に衝撃を与えたCCレモンの広告映像。
こちらの撮影はiPhoneとGoProがメインで使用され作成されたそうな。
さて、正直このタイトルにするのは勇気がいるし気が狂いそうになりました。
前回iPhoneだけでこんなん撮影できましたけど動画をご覧頂いたと思いますが、
そうこうしていて(いや、実は常日頃から)感じた事がこのタイトルにもある
「プロなんていらなくて?」
なのです。
どうも、イマギッシュです。
先に断っておきますが、決してプロの方を批判する内容ではございません。
また、アマチュアだから、素人だからとかそういった意味でもないのでご了承ください。
また、iPhoneやGoProについて検索して来られた方はごめんなさい!今日はただの精神論です!
今までさんざん綴ってきた話ですが、
前職でブライダルの撮影に従事していた際よく言われる
「家族か友人のハンディカメラで撮ってもらうので撮影していただかなくて大丈夫です。」
極端な方は私を目の前で「ってゆーかこれにプロアマあるんですか?」とさえ言われます。
大手牛丼チェーン店にいらっしゃいませしといて席に座って「牛丼なんて自分で作れるっしょ?」なんて言うのか?
なんて心の中で思ってたり思ってなかったり…。
ん?これでは私はチェーン店のバイトカメラマン…w(否定はできませんけどね)
そういったお客様にはムリに商品を売ったりしないのが私でした。
「ただ、あれ撮れてないこれ撮れてないと後でモメたりがっかりされる事がないよう十分お気をつけくださいね!」
とだけ念をおす。
資金がないだとか他で力を入れたい(引き出物だとか料理だとか)…皆さんそれぞれの想いがあるわけで
大抵そのシワ寄せがビデオ撮影にまわされてくる。
写真とるからいらなくね!?とかね。
さて、「プロとはなんなのだろう」なのですが、
前職界隈その他多くの現場で「料金もらったらプロだよ」と聞かされてきまして、
そりゃエリンギもぶなシメジもえのきも全部キノコだよみたいな風に感じた事はさておき、
私の愛読しているコマーシャルフォトという雑誌でちょうどいいタイミングで取り上げられていた記事がありました。
「5人のプロがiPhoneで撮る」
有名フォトグラファーのiPhoneで撮った作品が何点か掲載されておりました。
それと制作にあたっての意気込み等も。
読めば読むほどプロとしてどうあるべきかを再確認させられますので是非お買い求めください。
結局のところ、筆を変えてもプロはプロ。
そもそも世界が全然違いました。
冒頭でご覧頂いた広告映像もiPhoneやGoProとそこそこ値段も手軽で扱いやすい機材です。
おそらくがんばれば私でも同じような撮影や合成処理は可能でしょう。
じゃー撮影ができたからプロなのか。
合成だとかマスクでケーブル消して編集ができたらプロなのか。
もしくは、仮に福井のクライアントが同じ手法で映像を制作してほしい…
あの映像をパロッてほしいと依頼がきまして、料金をいただいたらプロなのか。
極端な話は、友達の結婚式をiPhoneで撮影してお駄賃もらったらプロなのか。
そりゃしっくりこんでしょ。
iPhone6sに搭載されている240fpsのスーパースローモーション。
これは一部のハイエンド機にしか備わっていなかったし、
数年前まで扱うことすらできないだろう雲の上の存在。
それが電話の一機能として…
おまけでしょ?(もはや開発段階でどっちがおまけなのかってゆー…)
iPhoneって読んで字の如く「電話」ですよ?
カメラじゃないですからね!本来。
それがどこぞの国ではテレビでもっぱら使い出すほどの性能。
誰でも、手軽に、すぐ使える時代です。
スーパースローなんてプロじゃないと使えないだとか、
プロはやっぱ高い機材を使いこなすだとか言われていましたが、
カメラやパソコンの高性能化に伴い、その垣根がどこなのか境界線があいまいになってきています。
「自分でできるから」
なんてフレーズを嫌と言うほど聞いてきましたし、
ある一定のレベルの事はその通りだと思うし、それでいいと思います。
じゃープロってなんなんですか。
なのですが、ここでは記載しないことにします。
恐らくプロの方になればなる程この質問ってしないだろうし
聞かれてもそれこそ「料金もらったら」ではいはいと流しているのだろう…
と言う事にします。
んー、そうだなぁ…私の場合は例えるなら、
今は牛丼食いたい時に「はいよ!」と笑顔でうまい牛丼を提供したい…というのが私なわけです。
近い将来は、
技術の進歩で店の調理器具がコンパクトで高性能になったから代わりに店の収容スペース広げたわ!
肉もたまねぎもツユもどんどん進歩してるから次は牛丼以外も作ってみるわ!
となっていけたらいいなぁと思う次第なのです。
世の中私なんかよりおいしい牛丼作る職人さんはたくさんいらっしゃいます。
値段もばらばら、牛丼って言っても店によって味も全然違うわけです。
私は、イマギッシュ牛丼が食いたい!とたくさんのお客さんに認めてもらえるように
日々精進していこうと思っております。
というわけで2016年もよろしくお願い致します。
さて、本日は聞きたくもない私の精神論を最後まで見ていただきありがとうございました!
次回はもう少し笑いのとれる内容でいければと思います!
また見てくださいねー
イマギッシュより