撮影で、自分が生まれた地元に出かけました。
地元の町は、平成の大合併でなくなったところです。
自分の故郷に仕事で出かけるというのは、
嬉しくもあり、
恥ずかしくもあります。
プライベートと、仕事はまた別ですし、
世間ん知らずだった子ども時代を過ごした場所ですから、
みんなに色々迷惑もかけたわけだし、
今は立派というわけでもないし、
ずっと地元で仕事をしているのなら
また別なのでしょうけれど。
なので、なるべく地元で仕事にはいかないというようにしてきました。
ですが、今回、足を運んでみて、
それは、勝手な気持ちだったなあと思いました。
迷惑をかけるのはお互い様ですし。
自分がえらいわけでもないですし。
また、地元で長い間絵を描き続けた人の作品も見て、
地元に根付いて作品を作り続けるというのも
素敵だなとも思いました。
地元が好きなのかどうかは
よくわかりません。
けれど、やはり
年をとるにつれ、
育ててもらったところに恩返しをすべきというより、
したいと思うようになりました。
ただのエゴかもしれませんが。