七夕でしたが、
福井は雨でした。
七夕といえば笹の葉。
笹の葉といえばパンダ。
悩み事があります。
ハンディカムがもう一台欲しいのだけど4Kにしたほうが良い?
4Kのテレビが登場してしばらくたち、
なんのための4K?みたいな感じで、
4Kの熱気が収まりつつあるのに、
4Kのハンディカムを買おうかと悩んでしまいました。
先日、マンフロットのハンディカム用の三脚を購入する為
電気屋さんに行った際、
ハンディカムコーナーでいろいろさわってしまいました。
きっかけは、
中古やさんで、
4Kハンディカムの現物を見てしまい、
見た目の良さで欲しくなってしまったことです。
FDR-AX100
定価が、199,880 円+税。
店頭では170,000円くらいになっていました。
中古だと、150,000円くらい。
意外と、値が下がらないもんですね。
2万の差だったら、新品が良いかな。
手のひらより少し大きいサイズで、
ハンディカムながら、
マニュアル感覚の操作ができるので、
オートじゃない操作も考えているのなら、
こちらのが良さそうです。
レンズリングのなめらかさ、
重さがちょうどよく、
フォーカスとズームは本体のスイッチで切り替えなければなりませんけど、
自分はどちらをよく使うか考えて
スイッチを合わせておけば
さほど本題なさそうです。
ただし、欠点があり、
ハンディカムには大抵ついている内蔵メモリーがありません。
外部メモリーは、
SDカード(別売)になります。
4Kを撮影するのが前提なら、
SDカードもそこそこ良いものを使わなければいけません。
もう一つの欠点は、
手振れ防止がついてはいるんですけど、
空間光学手ブレ補正ではないことです。
まあ、マニュアル感覚ってのが前提なので、
当たり前なのかもしれないのですけど…
SONYの空間光学手ブレ補正が凄い!
空間光学手ブレ補正ってのが
凄いんですね。
デモ機があったら絶対触って確かめるべきです。
手ぶれは、その名の通り、
手がぶるぶる震えるから、
持ってるカメラも震えて、
撮影した映像も震えるってことです。
これを、震えないようにすれば良いんですけど、
人間なので、頑張ったって多少震えるもんです。
がっつり構えて心臓に近ずけたりすれば、
そのドキドキが振動になるもんです。
で、手ぶれ補正にはいろいろあって、
・電子式手ぶれ補正
・光学式手ぶれ補正
をよく聞きます。
うまく説明できませんし、
ネットで調べた知識をそのまま流すだけになっちゃうので、
こちらをどうぞ。
↓
気になる○○教えますデジカメの「しくみ」
第2回 : 手ぶれ補正 ~しくみ編~
http://aska-sg.net/shikumi/002-20041013.html
簡単に言うと、
電子式は、撮影したい画角よりひろ目に対象をとらえておいて、
撮影してるものかな?と思えるものがはみ出たら
勝手に画角を移動してくれる。
EDIUSのエフェクトにあるスタビライザーと同じだと思います。
(手ぶれブレブレ担った時に
随分お世話になったエフェクト。
カクカクぶれがすごく滑らかになるけど、
すこし、酔うかも。)
光学式は、光の屈折を利用したもので、
光の屈折加減が変わらないように
調整して、手ぶれを補正するものです。
で、SONYの空間光学式手ぶれ補正なんですけど、
それがついてるのが、
これ。
FDR-AX30は、値段以上だと思う
FDR-AX30
定価が99,880円+税
店頭で80,000円くらいです。
マニュアルっぽさにこだわらなければ半額以下です。
で、こうです。
ワイドでもズームでも約13倍(*)ブレない 「空間光学手ブレ補正」
撮像素子を含めた光学系全体の配置・バランスを、
空間に浮いているかのように保つ「空間光学手ブレ補正」を採用。
ワイドでもズームでも約13倍(*)ブレない安定した映像を実現しました。
* 従来の光学式手ブレ補正機能搭載モデルのスタンダードモード時の手ブレ補正角度との比較。
手ブレ補正効果は撮影条件により異なることがあります
レンズが振動に合わせてうごくのです。
空間に浮いているかのように保たれているのは
レンズです。
店頭でデモ機ちょっと触ってみればわかります。
スタビライザーをカメラにつけて撮影しているのと
同じような感覚と言えるのではないでしょうか。
こんな感じを
ハンディカムのみで
実現したようなもの?
これは、4Kになる前のモデル、HDR-CX670から導入されていたのですが、
その時は、内蔵メモリーが32Gでした。
ちなみに、その前のモデル(私はこれを持っています)では、64Gだったんですね。
で、新しいモデルになって内蔵が半分ってのはショックだったのですが、
FDR-AX30は、内蔵メモリー64Gに戻ってました。
64Gだと、フルじゃないハイビジョンだと6,7時間ぐらい撮影できちゃいます。
パンフレットにはもっと短く書いてあるんですけど、
もしかすると、実際、回しっぱにしないからかもしれないですけど、
結構録画できます。
感覚としては、半日撮影できちゃうくらいです。
で、外部メモリーなんですが、
それまでのモデルでは、
SDカードだったのに、
4Kになる前のモデル、HDR-CX670で、マイクロSDになっちゃったんですが、
これは、
SDカード対応に戻っています。
(こういう、規格をちょいちょいかえまくるんですよね、SONYは。
バッテリーが変わらなかったのが逆に驚きってくらい。)
4Kも撮れるし、これはお得なのかなと思い、
買おうかと財布を持ち出したのです、私は。
でも結局買わなかった
理由は、ハイスピード撮影。
パンフレットを見ているとハイスピード撮影ができるって書いてあるんですね。
ハイスピード撮影で、結構綺麗にできると
すごくこれは得した買い物になると思いました。
ハイスピード撮影とは、
通常は目に負えない速さのものも綺麗に撮影することができるので
再生すると、綺麗なスローを再現できる
私のような馬鹿にはこんな間抜けな説明しかできませんが、
例えばすごくいいカメラで撮影すると、
こうなります。
ネットに上げた映像なので、
すごく劣化してるのが残念ですが、
sony NEX-FS700RH
で、そういうことができるぽいことが記載されてるんですよ。
パンフレットに。
いや、こんなハンディカムで?
よし、じゃあ触ってみようと思ってやってみると
あれ?あれ?
4Kでのハイスピード撮影はできません。
うーん、データ量がはんぱないし、ハンディカムじゃ仕方ないか。
あれ?ハイビジョンでも不可能?
どうやら、ハーフサイズでしか撮影できないみたいです。
ハイビジョンできないなら意味ないなあ。
値段もすごく下がってきてるし、
もしかするとこれは、次のモデルが出るのかな?
ということで、買わないことに決めました。
まとめ
・FDR-AX30は、値段以上の価値がある。4Kが撮影したければおすすめ。
・けど、ハイスピード撮影はハイビジョンでは不可能。とはいうものの、ハイスピードに関してはそんなに考えなくていいかも。
次のモデルが出る今だから安くなっているのであり、
買うのはいい時期なのかもしれません。
ただし、4Kは残すものが現状、ハードディスクしかありません。
編集も簡易的にすることはまだ難しいです。
赤ちゃんの映像をクリアに残したいとかであれば
これからずっと先に再生することを踏まえて
導入してもいいかもですが、
今とって今再生して楽しみたいなら、まだちょっと考えたほうがいいとは思います。
4Kいるか?と思っていても、
やっぱ、4Kきれいですしね。
最初、ディスプレイだと思わなかったですもの。
テレビに光沢紙に印刷した写真を貼ってあるのかとおもいましたもの。
動いてびっくり。
あ、あと、そこまで綺麗に撮影するには、
技術も相当ないとだめだってのも忘れずに。
美しい映像撮影は、技術+技能です。
私はカメラマンではないので、
技能の低さを知ってますから、
身の丈にあうハンディカムしか手をだしませんし、
使いやすさ、便利さを優先して買います。
うまいカメラマンの映像見ると
本当にため息しかでないですもの。
ほんとそりゃあ、ほんとに、実物見るより映像見たいって思いますよ。
それがプロですから。
2015.07.08 たかしま