幕張メッセの朝です。
早朝すぎてまだ人っ気がほとんどなかったです。
InterBEEは10:00からスタートなのですが、私はセミナーの為9時前に到着(早朝?)。
どうも、イマギッシュです。
本日はInterBEE2015のブースめぐり・機材物色についてです!
前回は4Kのセミナーについて簡単に紹介しました。
このセミナーは全4工程に分かれていて終わった頃には会場も閉館…
やむなくその日は一時帰宅。
迎えた翌日。
帰福の新幹線までの時間は…
待ってました、物色タイム!
私の目標はおおまかにこちら、
Adobe
Blackmagic
DJI
Libec
TASCAM
CANON
SONY
Manfrotto
ATOMOS
ゼンハイザーとシュアーあたり
その他目に付いた興味のあるもの全て…なのですが、
時間もないので大まかにピックアップして来館しました。
何と言っても今回触りたかったメインはsony FS5。
sonyさんのブースにはF55やその他たくさんのカメラが試しうちできたのですが…
人が多すぎて断念…。
後でまた見に来ようと思っていたらですね、
なんとATOMOSブースに…
めっちゃあるやんけ!!!
α7シリーズやsony、canonまで…
ちょうど岡先生のグレーディング講座みたいなのをやってる時に来ちゃいました。
その前には忍者ショー?みたいなのもやってましたね。
いやーすばらしいぞATOMOSブース!
つまり、FS5とSHOGUNがいっぺんに触れる!!!これは好都合。
というわけで、FS5をちょいと拝借…
第一印象…
かるっ!!!!!!!
見た目以上に中身ぎっしりで重いのだろうと思っていたら
想像以上に軽い。
ドローンやステディに載せれるってうたってるからどれほどかと思えば…。
逆に軽すぎて、ENGタイプでショルダーによっこいしょしてた人達はしっくりこないでしょうね。
FS7ですら軽いと思ったのですが、FS5はもう羽でもついてんのかって思いますよ。
それから可変ND!
なんだこりゃ、あのあからさまな中でフィルターがくるりんっと回転してる感じが全くない!
非常になめらか…って感触だったと思います。
ただ、これは仕組み上気をつけなきゃいけないのが
フィルターとアイリスで切り替え式になっている為、うっかりアイリスのままだとあれー!?ってことになるのでは…。
後はもー実際に撮ってみての話がしたいのですが、
240pだとか4Kだとか…これはさすがに現場ではできなかったので後日レンタルでもして検証してみます。
ところで、カメラの検証をしているわけですが、
ここはATOMOSブースであるわけで…
写真はFS7とSHOGUNです。しかもXDCA付き(ここATOMOSのブースだよね!?)
SHOGUNもちゃんと触ってみました!
さすがは…でかい。
ビデオサロンでよくα7sの上に乗っかってるのを見てましたが、
思いの外、でかい!!!
FS5やFS7に乗せても少し大きいなぁという印象。
んー、初めて入った定食屋でカツ丼の大盛り頼んだら、意外にもカツもでかかった!みたいな。
7型ってこんなに大きいのか…ちょっと持て余すんじゃないか!?
と思ったのですが、画面上に波形類やメーターを表示するとこれが意外と…
タッチ式で操作もスムーズ。
初めて触れましたが、なかなかかっこいいですね!(←見た目!!)
何せでかい画面なので、ピーキングやゼブラだけでなく、
色の波形等がこれだけしっかり見れるのはありがたい…。
しかもLog撮影用にLUTのプリセットが保存してあるので、カメラが変わってもすぐ合わせることができる。
ところで、このカメラによってLUTが違うってのはどうにかならんのでしょうか…。
各メーカーで仕組みが違うのでしょうけど…統一した方がいいのでは…。
おそらく今後カメラマンはこのLog、RAW…、特にLUTには悩まされるんでしょうね。
4KでLogだのRAWだのと言い出すようになっているけど、
編集マンの私はグレーディング能力も問われる時代がもうすぐくる…。
予算があるクライアントワークばかりじゃないわけで、
カラーコーディネーターさんや経験豊富で目の肥えたディレクターさんをつけれない事もしばしば。
となると、編集マン単体でも編集以上にデザインやコーディネート能力を身につけておかないと、
私のような中途半端な人材は淘汰されてしまうのだろう…。
そうはさせないぞと。
あ、話がそれましたが、SHOGUNの決定的な問題点がひとつ…。
タッチパネル式ですので、当たり前なのですが…
画面がものすごく汚れます。
そりゃそうだろ?と思うかもしれませんが、
メインの外部モニターはちゃんと他に設けないと
汚れた画面でチェックしてもいかんですよね…。
なので、贅沢な話だと思いますが、
SHOGUN(もしくはASSASSIN等)のモニターはレコーダー件サブディスプレイ。
FS5ならSDIで外部モニターに出力してDとかPがチェックして…って流れでしょうか。
これだとなんだかATOMOSの良さが半減してる気もしますけど…
そもそもメインの確認画面として使おうとするからダメなんだ!
あくまで外部レコーダーとしての機能が第一なんだから…。
うーん、さすがにここまで広角だとひどい歪みですね。
ん、あれ?どうしてケラれてないんだ!?
ちなみにFS5のSDI出力に関しては、4K収録時、ダウンコンされてHDで出力される…らしい。
んー、ってことは4Kで収録する時に4Kでチェックするには…
そもそも4K対応のモニターってなると…
会社のiMacが5KディスプレイなのでiMacを持ってって…
コンバーターかましてSDIからHDMI出力して…
うーん、なかなか骨の折れる作業が待ってそうですね。
しかもこれは厳密には4Kの表示になってるのかという…いったんSDIからダウンコンしてる時点でまーダメなんだろうけれど。
後々4K出力に対応…って表記はされていたけど、
それっていつやねーん!
いや、そもそも…
4Kのオーダーなんていつくるねーん!!!
こちらはステディにXC-10搭載でASSASSIN。
こーゆースタイルってそもそも画面そこでいいのかな…
思うにオキュラスリフトじゃないけど、ゴーグルして目の前で確認できたら…
ん?あ、それは操作しながらだとちょっと危ないか…。
よし、ファインダーみたいに片目だけで…
あ、わかった!
スカウターだ!!!!スカウター型ステディ用EVFファインダー!(なんだそりゃ…
これでワンマンオペレーションおっけーぃ!!!
んなわけはないんでしょうけどね。
さて、話がそれにそれてですね。
Manfrottoからスライダーがでる話とか、
LibecのALLEXが思いの外すげー使いやすくて安定してた話とか、
TASCAMのDRシリーズの新型が良さげだった話とか、
BlackMagicのブースが混みすぎて使ってるところをチラ見だけしてた話とか、
DJIのOSUMOがコンパクトなくせに本当にすごかった話とか…
もう楽しすぎて時間があっという間でした。
意外にもあまりドローンとGoProに興味を示さなかったのです。
逆にちょっと前まで全然気にもしてなかった照明器具だとかも少し見てきたり。
いやー、もー、楽しくて仕方ないですね!
さて、おそらく大半の技術者の方からしたらなんだその程度の情報しかないんかいと思われそうな
中身のうっすい記事になりましたね…。
とはいえ、機材はスペックたり感想を聞くよりも実際に触るのが一番ですよね。
各々、微妙なところで感じるものがありますから。
おれはこのグリップの感触は好きじゃないとか、油圧が甘いだとか…。
だから、InterBEEに来れなかった人は是非この12月の大阪のイベントに行けばいいんすよ!!!
映画テレビ技術フェア in 関西 201512月10日(木)・11日(金)開催
うわー、こりゃまた平日ですこと。
こーゆー時改めて今の自分のポジションに救われる…。
InterBEEで触り損ねたBlackMagicを…今度こそ。
というわけで、InterBEE2015(FS5とATOMOS)の回でした!
次回はいよいよ、道中のおいしいラーメン店と駅弁について解説したいと思います!!!
幕張本郷駅付近の宿に泊まった際、
近くのラーメン屋へ足を運んだのです!
どちらもすげーうまかったですね!福井にあんな店あったらと思うと…
都会って本当に羨ましいです!!!
イマギッシュより