おすすめの映画「殺人の告白」

こんにちは。
7-Dの高島です。

神戸連続児童殺傷事件の犯人、元少年Aが本を出し、
今も世間をにぎわせています。

いくらなのかはわかりませんが、
利益を得ることも納得がいきません。
本名を明かさないまま出していることにも
疑問を感じました。
手記を出すのならば、名前を明かすべきです。

そして、ある映画を
思い出しました。

映画「殺人の告白」です。
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これは、「殺人の追憶」という映画の続編です。

映画「殺人の追憶」は、
1986年から1991年にかけて韓国で起きた未解決連続殺人事件、
華城連続殺人事件を元に描かれています。

現在の華城市周辺で10名の女性が殺害されましたが、
2006年に時効が成立し、

現在も犯人はわからないままです。

 

 

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映画「殺人の追憶」は、事件を元に描いており、
映画「殺人の告白」は、事件が時効を迎えた今、
犯人が名乗り出て、事件について手記を発表するというストーリーで、
こちらは完全なフィクションです。

元少年Aとは違い、名前もあかし、
テレビにも出演し、
まるで芸能人のようになっていきます。

そして、新たな事件が起きる・・・
内容は映画を見ていただきたいので
ここではこれ以上書きません。

 

もし、元少年Aも、
この映画のように名前をあかしたら・・・
と、想像します。

手記を出すなら、名前をあかせ、と
私は最初おもっていましたが、
明かしても結果は同じかもしれません。
むしろもっと悪いかもしれません。

どうしてか、それは、映画をみるとわかるかと思います。

私は、名前をあかそうが、あかさなかろうが、
自分の罪で飯を食ってはならないと思います。

殺された人たちは
生きていないのです。

罪をネタに飯を食って、
それは、罪を償っているとはいえないと思います。

誰かの息を止めたのです。
けれど、自分は生きていく。
法的な罪は償っても、なくなった方は生き返りません。
遺族の悲しみはいえません。

けれど、自分は生きていくのです。
死ねないことが罰であり、
生きていることが罰ではあってはなりません。

2015.06.27 たかしま