かっこいい映像を作るコツ

かっこいい映像を作るコツを書きます。
コツといいますか、
かっこよい映像を作れるようになるために
私自身がやっていることを書きます。

とりあえず、ここでは、音楽に合わせた映像でのお話とします。

1、まず、映像をたくさん見て、かっこいいと思う映像を選ぶ

今回は、私のお気に入りの音楽を取り上げます。
The Wanted – We Own The Night

 

音楽もかっこいいですが、映像もかっこいいです。
これを覚えるまで見続ければ勉強になりますが、
ただ見ているだけではなかなかコツを盗めません。
そこで、どんな風に構成されているか、分解することにします。

2、映像を手に入れる。

やり方はのべません。
なんとか手に入れてください。

今回、mp4の形式で入手しました。

3、編集ソフトに乗っけてみる。タイムラインに乗せる。

分解01

 

4、カット代わりで映像を切っていく。

分解02

 

本来は、全編やらないと意味がありませんが、今回は、1番までをやってみました。

分解03
1番が始まるまでの44秒間に、45ものカットが入れ込まれていると言うことがわかりました。
つまり平均すると1秒当たりに1カットです。

短いものは6フレだとわかりました。
再生するだけではなんとなくでしかわからなかったのですが、
1フレずつ再生すると、見落としていたカットがあることに気がつきます。

また、このシーケンスは、24フレです。
30フレに乗せると、カット代わりがおかしくなります。
なんとなくのかっこよさが24フレというところにあるというのもわかりました。

次に、自分で似たような絵を撮影し、これに載せていくわけです。

これを繰り返せば、かっこいい映像をつくるコツを盗んでいくことができます。

それだけです。
結構面倒な勉強作業ですが、大事なことです。
これだと誰にも教えてもらわず、学んでいけます。
レッスン料はタダです。

ポイントは、
素敵な映像をたくさん見る。
とことん見る。
とことん真似る。
とことん盗む。
自分のものにする。

コピーはダメですが、これを繰り返せば、
分解せずともかっこいい編集のコツをつかんでいけます。

さて、
素人の方がよく誤解しているところを2つかいておきます。
このように分解するとわかることがあります。

(大事なことその1)
カットのつなぎ目に、トランジションは一切使用されていないことです。
編集ソフトには、ディゾルブを始め、いろんなトランジションが入っていますが
それを使ってはいけません。
下手に使うとダサくなります。

(大事なことその2)

分解04
つなぎ目の頭ではなく、お尻をよく研究してください。
撮影した映像のどこからどこまでを使うか、
大事なのはどこからではありません。
どこまでをつかうかです。
in点をきめてタイムラインにのせてはいけません。
まず、out点をきめてのせてください。

それが美しいつなぎ目になります。

 

さあ、毎日やりましょう。