スーパームーンの撮影に大野城へ

9月28日(月)、スーパームーンの撮影に大野市に行ってきました。
大野城を入れ込みたかったので、城付近をうろうろしていると、
日暮れ前から、カメラを持った方がたくさん蕎麦畑にいらっしゃいました。
どこから月が昇るのか、
情報を手に入れないまま適当に向かったのですけれど、
みなさんのレンズの方向を確認しまして、
自分たちもカメラを持ってうろうろ。
大野城下の駐車場から歩いて10分ほどの場所に
カメラをおきまして、撮影を行いました。

私は、まともなカメラをもっていませんので、
「SONY HDR-PJ590」で撮影に挑みました。
FDR-AX30

 

 

 

 

 

これのひとつ前の機種です。
4Kなしです。
空間光学手ぶれ補正もなし。

 

 

握りこぶし大の小さな家庭用ハンディカムです。
私はこれを中古で6万円で買いました。
追加でバッテリーと、充電器を買いました。
それが6万以上しました。
というオチ。
ですが、これがなかなか優秀なカメラでして、
設定をちゃんとすれば、
音もきれいですし、
絵もそこそこ撮れます。
とはいえ、夜間撮影で、なおかつ、リハーサル、やり直しのきかない自然となると
これで大丈夫かと不安になりますが。

とりあえず、スーパームーンというものが
めったにないものですので、
撮るだけでも儲け物と思い、
撮影。

失敗したカットも多いのですが、
なんとか30秒の映像にまとめました。
次に撮影するときのために、

00:00〜
カメラの明るさの設定を標準にしてしまいました。
月の輪郭がぼっけぼけです。
月の模様も見えません。

00:04〜
カメラの明るさの設定を一番暗くしてみました。
月の模様が綺麗に映りました!
40分も無駄な撮影をしてしまったと後悔しました。
が、もう遅い。
そのときには、城と月は離れすぎちゃってました。

00:10〜
めいいいっぱいズームしました。
模様は綺麗に写りますが、
ぼけぼけでもあります。
なんだか汚いです。

00:13〜
明るさの設定をすこし明るくしてみました。
一番くらいのと比べて明るめということです。
月の模様は消えましたが、
雲が見えるようになりました。

00:20〜
暗めの設定で、引きで撮ってみました。
月の模様はうつりません。
月の模様、ライトアップした城、雲すべてをきれいに映し込むことは
おそらく不可能だと判断しました。

00:26〜
蕎麦畑の水路にうつりこんだ月です。
イマギッシュが撮影していたのを見て、
真似をしました。

肉眼でみるのが一番きれいです。
それほど人間の眼のレンズというのは
優秀なのではないでしょうか。
なぜか。
我々には心の眼もあるからです。
心の眼は、本当に上手な編集技術を持っています。

映像、写真で何かを撮影するというとき、
人間の眼に勝ることは到底出来ません。
けれども、
心の眼を再現することは可能です。

昔、月を眺めて多くの人が歌を詠んだように、
それを聞いて、月が浮かんだように。
そういう撮影と、編集が、
本物だといえるのではないでしょうか。