チャイルド44 見た

チャイルド44を見ました。

「このミステリーがすごい!」で、
2009年版海外編第1位に輝いた大ベストセラーを映画化。

1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。
全裸で胃は摘出され、山間にもかかわらず死因は溺死。
だが、“殺人は国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理される。
秘密警察の捜査官レオは親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す。
捜査が進むほどに、国家に行く手を阻まれ、
さらに、愛する妻にも不当な容疑が。
真実が容易に歪められるこの国で、レオは真犯人に辿り着けるのか──?

公式サイトより
http://child44.gaga.ne.jp/

これは面白そうだと思い、迷わず借りることに。
早速再生。
画も綺麗なので、これは!と思ったのですが・・・。

話が難しすぎて楽しめないということに・・・。

まずスターリンという人がどういう人だったのか、
予習してから見るべきだったかもしれません。

スターリン血の粛正
~20世紀最大の殺戮者と言われた独裁者の狂気と悪夢~
http://www.cosmos.zaq.jp/t_rex/works/works_8_f.html

殺戮した人間の数ではヒトラーをはるかに上回る
とあります。
戦争に負けたヒトラーばかり悪く言われる印象がありますが、
そんなヒトラーより悪だったのかも。

スターリンの犯罪を忘れるな
http://www7a.biglobe.ne.jp/~mhvpip/0825StalinDaiakunin.html

私の家族も引き揚げだったので、
ソ連が攻めてくる、殺されると聞いて必死に逃げたと聞いています。

と、そういう独裁者がいたという背景で物語が進むわけですので、
いろいろなことが、現代の感覚では???となってしまう展開なわけです。

まず、殺人が起きても、殺人は起きない国なので、殺人であったということがうやむやにされてしまうこと
ここがまず、感覚的に理解するのに苦しみます。

そんな馬鹿げた時代があったのか・・・と思ってしまうのですが、
現代でも北朝鮮は似たようなものかもしれませんし、

今の日本もどうなのかってことですが。

さてさて、この映画は、原作がヒットして映画になったのですが、
映画になるにあたり、
面白いというところがバッサリカットされていたようです。
それが余計なところならいいのですが、
謎解きの部分がほぼ全てバッサリという感じですので
なんだろうなという感じです。