七草粥をいただく

1月7日は七草粥をいただく日です。
私も毎年、七草粥を作って食べるようにしています。

ところで、七草粥とはどういう目的で食べるものなのでしょうか。
調べてみました。

 

七草の歌がある

春の七草 ~1月7日には七草粥を~l

七草とは、その名の通り、7種の草です。
全て言えますか?
そして、これには、7草を歌った歌があったのですね。

せり なずな
ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ
これぞ七草

七草粥とは、これら7種の草をいれたお粥なのです。
今はスーパーでそのセットも売られています。
フリーズドライで300円程度。
生のものだと400円程度です。
どちらもだいたい2〜3人前の分量で売っています。

もし、手に入らなければどうしたらよいのでしょうか。
すずな、すずしろ・・・なんて、家庭菜園になさそうな名称ですものね。

 

七草粥の七草がない場合はどうする?

七草粥の七草がない場合はどうする?

代用品ではなく、よく聞く名称におきかえるとこうなるのですね。

せり   ・・・水辺の山菜ですが、スーパーでも販売されています。
なずな  ・・・ぺんぺん草。
ごぎょう ・・・母子草(ハハコグサ)。風邪予防や熱さまし作用があります。
はこべら ・・・はこべ。ビタミンAが豊富で、道端でよく見かけます。
ほとけのざ・・・キク科、コオニタビラコ。食物繊維が豊富でタンポポに似てます。
すずな  ・・・蕪。ビタミン豊富。
すずしろ ・・・大根。風邪予防で消化を助ける作用があります。

かぶを「すずな」、大根を「すずしろ」と呼ぶのですね。
かぶ、大根だったら、簡単に手に入りそうです。

 

七草粥のおいしい作り方 七草は茹でるべき?

七草粥の葉 茹でる方法と茹でない方法

スーパーで手に入れたものはアク抜きしなくてもいいそうですが、
野草を摘んできた場合は、しっかりアク抜きしたほうがいいようです。
また、このサイトには、野草として摘んでくる方法などが記載されています。

七草粥の役目は?
「邪気を払う無病息災」「胃腸に優しく、正月で疲れた胃に効果的」

 

七草粥を食べる理由を紹介

七草粥を食べる理由を紹介

この二つの役目があるそうです。
無病息災のおまじないを重要視するなら、正式な七草、
体のことを考えるのなら、無理に集めなくても、冷蔵庫にある野菜で代用してもいいかもしれません。

私は、毎年、スーパーのセットを購入しているのですが、
今回は、冷蔵庫にある野菜で作ってみました。
いれたのは、以下の5種。

・ほうれん草
・大根
・赤カブの葉と赤カブ
・にんじん
・キャベツ

少量の昆布ダシと塩で味付けていただきました。
緑に加え、人参や赤カブの赤色も加わって、
見た目も鮮やかで美味しくいただけました。

体に、胃にいいので、1月7日にこだわらず、食べ過ぎた翌日などにいただいてもいいかもしれません。
体をリセット、デトックスにいい献立です。