先日、ネットで、日本と西洋の漫画の描き方の違いというものが取り上げられていました。
日本では、人物の輪郭を描いて最後に、影をつける。
しかしながら、西洋では、全体を暗くしてから光を落とす。
これ違いの原因としては、
油絵の具から入る西洋と、水彩画から入る日本という違いにある。
また、
西洋は、眼が光に弱いため、暗いものに強く、
日本人は、光に強いが暗部に弱い眼であるということ。
などが挙げられていました。
これは、すごく興味深いことであり、
確かに、これは、動画でも同じことがいえるのです。
日本のドラマは、明るいです。
(相棒は割とくらいです。)
西洋のドラマは、暗いです。
上の漫画の原因が、映像においても同じことがいえるのではないでしょうか。
原因が水彩画と眼の問題であるならば、
仕方ないそういうものなのだというだけなのですが、
これが日本ドラマや映画の質の低下の原因にもなっているというのであれば、
映像は、光と色が良さを左右するのですから、
深く考えなくてはならないでしょう。
そうすると、やはり、
照明というものが大事なのではないか
と思うのです。