映像の魅力と必要性について②

こんにちは。
7-Dの高島です。

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映像広告と言えば、いまだにテレビCMがほとんどの日本ですが、
映像の仕事に携わっていると、
ネットの方で動画広告を載せたいという声が高まっていると
聞きます。

 

 

 

 

 

 

 

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しかし、本当に?と思うことが多いです。
映像を作る側からすると
それほどの実感がありません。
いまだにテレビが頂点にあるような印象があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由は、
日本人の平均年齢にあるようです。

日本の平均年齢は45歳、動画広告に踏み込むタイミングが遅れた

 

(メディア企業は機を逃すな!広告主の動画広告出稿マインドは上昇中、早急にマネタイズモデルの確立を)

http://markezine.jp/article/detail/18065?p=3

 

動画広告を最も配信しているのがアメリカ。平均年齢38歳の国です。
動画広告を最も見ているのがインドネシア。平均年齢26歳の国です。

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対して、日本は平均年齢45歳。
会社において、働き盛りを過ぎている年齢と言えます。
ですので、新しいコンテンツを受け入れるのに
アメリカ等より10年ほど遅れてしまう
ということになるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

けれども、これを悪く考えることはしなくていいと思います。
遅れている分、
先進している国の動向をみて間違いなく行動を取れるのではないでしょうか。
無駄な動きもとらなくていいでしょう。
また、日本のみを市場として考えているならば、
日本のスタートラインは同じということです。
十分に動画広告の準備をしてスタートしても
問題ないと思います。

ネットで動画をあげていないと遅れているのではないか?
あせりだけで、やみくもに動画をあげるのはしなくてもよい

と、私は判断します。

 

では、どういうコンテンツをあげればよいのか

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(ディスプレイ広告の10倍以上のCPM!欧米メディア企業の救世主となった動画広告、日本での普及も間近か)

http://markezine.jp/article/detail/18065?p=3

記事にはこう書かれています。

 

動画広告の利点を享受できるようにするためには、次のような課題がある。

  1. 良質な動画コンテンツ制作の必要性(メディア企業側)
  2. 動画広告のクリエイティブ制作の必要性(広告主側)
  3. 動画コンテンツ/広告配信のインフラ整備の必要性

つまり、

良質なコンテンツを制作する製作者
配信できる環境、見れる環境づくり
どういう動画が必要かを見極める
という3点の要素です。

さらに記事にはこうも書かれています。
「こうした課題も解決できる見通しが立ってきた」
遅れているとはいっても、日本でもすぐにスタートできる環境になっていると言うことです。
スタートしてしまったら準備に遅れていたら終わりです。

私は、映像の世界にずっといてしまったので、
3つ目のインフラ整備についてはかなり苦手です。
しかし、1と2については少しは述べることができます。

 

動画にしたほうがメリットがあることは何かを見極める

 

動画は写真と比べられることが多いです。
動画は写真より何に優れているのか。
そして、写真には何に勝てないのか。
これを見極める必要があると思います。

動画のほうがカッコよさそうだ。
動画がこれからくるというし
動画を載せてみよう。
おそらく、youtube等に短めの会社、もしくは製品紹介の動画をのせ、
それを埋め込んだりするかと思いますが、
すでにお持ちのwebページにある写真を
全部動画に置き換えてしまったらどうでしょうか。
動画は再生しないと効果を発揮しません。
意味不明なサムネイルだらけで、
魅力は激減してしまいます。

また、テレビ。
CMになるとトイレにたつこともあると思います。
動画だから見てもらえるというわけではないのです。
いかにも広告となると
見ないことが多くなります。

単純に動画は写真よりも
「再生しなければならない」
「ある程度の時間を制限される」
ということで、写真よりは見てもらえるチャンスが
減ってしまうものです。

ですので、
上記2点のリスクを背負ってでも
動画をのせるべきであるものを選んで乗せることが必要になります。

逆にいえば
「再生してみたい」と思わせ再生ボタンを押させる、
もしくは、再生ボタンを押さなくても勝手に再生している。
そして、再生したら、
「最後までみたい、この先どうなるの?」
とわくわく思わせる展開であり、負担がかからない時間のもの出なければ意味がない
と言うことになるでしょうか。

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↓こういう記事を見つけました。

(動画マニュアルのメリット・デメリット~利点ばかりではない東大法学部卒自由商人「速水鏡」のインターネット副業講座

http://www.arigatou365.com/archives/1048

 

動画の技術はとても向上しています。
だれでも簡単に動画を作ることができます。
それは、
ただ動画を載せるだけでは
だれも良いとは思わないということです。

 

動画の利点「見えないものが見えること」

動画広告でこうしたら良いとかは、
いろんな方がおっしゃってるのです。

(これでバッチリ!動画広告の効果とメリット事例5選)

http://liskul.com/ad_viewsm_5-7812

もうその通りです。

で、さらに、具体的にその映像の中身についてです。

 

 

ここからは、

あまり大きな声で言いたくないので
大事なことなので小さくちょちょちょと書きます。

私が思うに、
映像のは見るものです。
ですので、肉眼で見えるものを見せているだけでは
意味がないと思います。
たとえば、
肉眼では見えない速さ、遅さ、匂い、空気感、というものを
みせれてこそかなと思っております。

幽霊をうつすみたいなことを述べてしまってるわけですが、
それは、何を動画にするかによって違ってくることだと思います。

 

まとめ

 

  1. 動画広告導入が遅れたのは、日本の平均年齢が高いからだった。
  2. とはいえ、日本でもいつスタートしてもよいくらいの準備ができてるらしい。
  3. 必要なのは良質なコンテンツ。
  4. 見えないものを見えるようにした動画をつくろう。

 

見えないものを見えるように
なんて言葉で言うのは簡単ですが、実際にやろうとすると難しいです。
今後、作品を元にまとめていこうと思います。

2015.07.06 たかしま