映画「パージ」をみた

公式サイト http://purge-movie.jp/trailer.html

2013年製作のアメリカ合衆国のホラー映画。
経済が崩壊した後のアメリカでは、「新しいアメリカ建国の父たち」を名乗る集団が全体主義的な統治を行っていた。「父たち」は1年に1回、すべての犯罪が合法化される夜(パージ)を設けた(夜7時から翌朝7時までの12時間)。この間、すべての警察、消防署、医療サービスが停止される。パージの導入によって、犯罪率と失業率は1%にまで低下し、経済状況も改善したのである。大衆はパージによって日頃の鬱憤を晴らしていたが、実際は「父たち」が大衆をコントロールするための行事であった。なぜなら、パージの夜に犯罪の標的となるのは富裕層ではなく、貧困層だったからである。
そんな状況下の2022年3月21日、ロサンゼルス近郊の富裕層の居住区に住むサンディン一家は、パージの前に逃げ込んできた男を匿ったために、犯罪者たちと戦うことになってしまった。(ウィキペディアより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B8_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

2013年6月7日、本作は全米2536館で公開され、3410万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位。
キューブ、パラノーマル等、古くは、ブレアウィッチのように低予算で製作され、大ヒットとなった作品です。

すでにシリーズ化され、ただいまパージ3が製作中なんだとか。

ファイナルディスティネーションのような雰囲気があります。
設定がよいですね。
一年ごとに行われるパージ、犯罪を犯しても良い日をどうすごすのか。

スリラーな面の描写は、特に新しいということもありません。
ただ設定がものすごくリアルではないのかと思ってしまうのです。
犯罪を犯してもいい日を設けてそれで治安を守る。
アメリカらしいと言えばアメリカらしい。

撮影技術や物語などは今までと変化なくとも、
この設定のアイディアがよい。
何事もアイディアなのではないかと考えさせられます。

さて、気になるのは、どんな犯罪もいいのですが、
犯罪に用いる武器は、一定の基準以下のものだけなのだそうです。
銃、刃物はよさそうです。
重機はだめっぽいですね。家を壊すのはありだけど、殺すことにはつかえなさそう。
またみんなおめんをかぶるだけなので、毒ガスなどはだめなようです。
そのあたりの設定がまだはっきりしないところから、
これからどんどん面白くなる可能性を感じます。

それに、パージを作った新アメリカ建国の父は?
気になります。