見てもらえるYoutuber動画の作り方

Youtuber、もしくは、Youtubeクリエーターの作る動画が
小学生から20代を中心に人気です。

2011年4月ごろから、そういった活動をする人が増えてきて、
現在は既に飽和している状態と言えるでしょう。

Youtuberは多く存在し、その中で
トップ50に入らなければ、Youtubeのみでの生活は無理なようです。

さて、そういう動画を作って欲しいという依頼を受けることもたまーにあるのですが、
これが、まあ、今まで映像をやってきた人間としては、
逆に難しいわけでして。。。

テレビなどでは、タブーと言われてきたことが
当たり前のように使われているのです。

youtuber動画の特徴

(最も大切にすること)
見てもらえる3分前後の尺の中で、
一瞬でも退屈させず、いかにたくさんの情報を提供できるか

(そのために)

無駄な間は全部カットする。ジャンプカットもOK

ジャンプカットとは、画面が似たようなカット、人間のサイズが同じだと、途中カットを入れると、
時間がジャンプしたように、あたかもカットしたなということになっちゃうでしょう。
プロは、そういうことをさせるために、カメラを数台置いておいて、
ジャンプカットするときは、カメラを変えるわけです。
どういうことかわからない人はいいです。
そういう面倒なことは考えなくていいです。
ジャンプカットしていいのですから。

編集していると、気持ちいい間というのがあったりするんですね。
けど、そういうもんはいらんのです。
間=無駄=退屈=見てもらえなくなる。
これは大げさかもしれませんが、それくらいに思った方が良いです。

そうそう、ジャンプカットが少しでも違和感なく進むためには、
手先などをちょこちょこよく動かしながらしゃべることがポイントです。
違和感あってもいいくらいかもしれないんですけど。

早口で喋ること

テレビでの語りはややゆっくり目です。
誰でも聞き取れるようにゆっくり目に喋っています。
対象を幅広く持っているからです。
さらにそこにベタベタにテロップが入ってしまいます。
けれど、そんなことは無視です。
みたいと思って見てるのですから、
また聞き取れなくても、戻してもう一回聞くということがネット動画では可能ですから
聞き取れる安全を取るより、退屈させない間を詰めることを重要視します。

間を詰める編集は、そこそこ慣れればすぐにできるようになると思いますが、
早口で流暢に喋れるようになるのは、結構大変な訓練が必要です。

ポイントとして、間は後ほど編集で切って行けば良いので、
せめて1分、もしくは一単語だけでも、
句読点として区切るまでをつらつらと喋れるように練習するのが良いでしょう。

経過は早送りで見せる。もしくは黒背景で文字ですます

テレビでは、この時にナレーションを入れたりして間を潰します。
ネット動画でそんなことをすれば見ないという選択をされてしまうでしょう。

また、これは、何かのまとめサイトで見た情報ですが、

背景を派手にしすぎない

これは大切な事だそうです。
見ている視聴者と同じレベルでいる事が親近感を持たせるポイントです。
背景のセットが凝っている、カラフルなのはいいのですが、
普通のお給料では買えないような家具が配置されているのが見えると、
視聴者は親近感を持てず、見なくなってしまいます。

派手で高価なセットというのは、
テレビに求められることです。

とはいえ、暗くて何が写っているかわからない、では見てもらえませんし、
ノイズがひどくて、何を喋ってるかわからないでは、見てもらえません。

画面上では見えない、ライティングはしっかりすることが大事です。
音に関しては、普通に電気屋さんに売っているハンディカムの内蔵マイクで十分です。

タイトル動画、エンディング動画をつけない

テレビっぽいからいいね、なんてことはダメです。

無駄です。無駄。

で、テレビ制作してる者からすると、
いや、こういうのはちょっとと敬遠してしまうことが多いのです。

良しとされてることが、
Youtuber動画だと、逆なのです。

まとめ

テレビ番組、CM制作に慣れているからといって、
Youtube動画を作れるというのは、間違いです。
逆にできない場合が多いです。
全くの別物です。

で、youtuber動画は事実人気を得てるので、
これは、こんなのは、みたいに考えちゃうのはナンセンスだなと思います。

ジャンルが違うくても、良いものはどしどし取り入れたいものです。