EncoreとPremiere Pro CCとの連携がない。だって、Encore CCはないから。

Adobe Dynamic Linkを選択しても、Encoreが選べない。

今回、Encoreでとても困ったことをまとめようと思います。
1ヶ月前に、Adobe Premiere Pro CS5.5と、Encore CS5.5で行った作業を、
今回は、CCでやろうと思いました。
Premiereでの編集作業は問題なく終わったのですが、
その後DVDを作るために、Adobe Dynamic Linkを使って、シーケンスをEncoreに読み込もうとしました。
しかし、Adobe Dynamic Linkを選択しても、Encoreが選べません。というか、ありません。

1週間前に、Premiere CCを2015にアップデートしました。
ですから、その際にEncoreのアップデートを忘れたのかと思いましたので、
Creative Cloud デスクトップアプリケーションを起動しましたが、Encore自体がありません。

当然です。
Encoreは、Premiereをインストールすると
一緒についてくるはずのものだからです。

だから、Premiere CCを2015にアップデートしたときに、
Encore CCも入っているはずなのです。
けれど、アプリケーション一覧にはありません。

ネットで調べましたが、情報がありません。

ようやく探して、ようやくたどり着いたのが、
Encore Help
Encore CS6 がインストールされない(Creative Cloud)

https://helpx.adobe.com/jp/encore/kb/cq07030125.html

Encore CCというもの自体がもう作られていない。

Encore CCというもの自体がそもそももう作られていないのです。
ですので、検索ワードに「Encore CC」といれても答えが出てこないのでした。

わかったのは、
1、Encoreは、CS6以降はでていない。
2、Premiere Proと、Encoreを連携して使う場合は、
Premiere Pr CS6をダウンロードして、 Encore CS6を使用する。
Premiere Pro CS6を使わないのだっったら、アンインストールすればよい。

ダウンロード、インストール自体もややこしくなってるので、
サイトを見た方がいいです。

Premiere Pro CC と Encore CS6 を Adobe Dynamic Link で連携させることはできない。

 

そして、サイトの下の方にこう書いてあります。

C. Premiere Pro CC と Encore CS6 のワークフロー
Premiere Pro CC と Encore CS6 を Adobe Dynamic Link で連携させることはできません。
Premiere Pro CC と Encore CS6 を使用した新しいワークフローについては、
Adobe TV の動画(英語)を参考にしてください。

要するに、Adobe Dynamic Link で連携がないのです。
シーケンスの読み込みができないのです。
Premiere Proで作った映像を一旦書き出さないといけないわけです。
それまでは、データに書き出さなくてもそのまま、
Encoreをたちあげて作業を進めることができました。
映像データの書き出し、Encoreでの読み込みは時間がかかります。面倒です。

これを知ってうんざりでした。
Premiere Pro CC と Encore CS6 を使用した新しいワークフローについては、
面倒ですが、Adobe TV の動画をみるしかありません。けれど、これは英語なので、
こっちがいいです。
これは、日本語で説明してくれてました。
Premiere Pro CCとEncore CS6の連携について
http://tv.adobe.com/jp/watch/learn-premiere-pro-cc/18278/

ここへの誘導もないのですね。
Adobeさん、なかなか冷たいですね。

動画を見るのは面倒という方に、すんごく簡単に説明

1、プレミアのタイムライン上で、チャプターマーカー(コメントマーカーと間違えないように)つけておく。
つけておけば、そのまま、チャプターもEncoreで読み込んでくれる。

2、使うタイムラインはすべて書き出す。

3、Encoreたちあげて、書き出した動画を読み込む時は、
読み込み→タイムラインを選択して読み込む。
で、チャプターついてればOK。

動画のサイズも考えて書き出さないといけないので面倒です。
予測ファイルサイズがでるので、だいたい4.2Gぐらいにしておけば
でかすぎて構築できないということはないかと思います。

最初、メニューなどのデータ量を考えて、3.8Gとかで書き出したら
DVD容量が余りすぎになりそうになったので、調整して書き出し直しました。

まとめ

社内で、今度DVD構築できないの困ったねという話をしたところ、イマギッシュがこういいました。

Adobeは、4K、8K時代に備えて、DVDやブルーレイという媒体に書き出すという方式を捨てた。

確かに、これから先、DVDやブルーレイはなくなりそうですものね。
ネットでの映像はもちろんメディアをかまさなくて大丈夫ですし、
4K、8Kは従来のメディアではおさまらないですものね。

10年くらい経ったら、そういうものもあったねということになるのでしょうか。
いや、もっと早いかもですね。