ストロベリームーンになるとニュースをみたので
鳶越しの満月を撮ろうかと河川敷へ。
前夜に夕暮れの河川敷を収録していたので、
親鳥がどこにいるのか想定してのチャレンジ。
しかし、そりゃそうですが、毎日同じ場所にいるわけではないので
残念ながら鳶と満月のコラボは実現しませんでした。
親鳥は巣の近くで夜を過ごすのでしょうが、
詳しいことはわかっておりません。
さて、肝心の満月なのですが、
噂通りのストロベリー色とはいきませんでした。
どうやら日が沈む直前くらいがベストタイミングだったらしいのですが、
月が昇る方面はやや雲がかっており、日が沈んでから満月が顔を出したので、
福井各所の撮影班は「普通やん」という呟きをしたことでしょう。
期待した満月にはなりませんでしたが、
河川敷ではたくさんの収穫がありました。
よく通うスポットに大きな水たまりがあるのですが、
その水面を月の光が照らしていました。
水の中では小魚が動いているのか、
波打つ水面に反射する月の光がなんとも幻想的でした。
また、聞きなれないカエルの声がどこかしこから聞こえてくるので、
今度こそ、「反射する月の光をバックのカエル」でも撮ろうと探し回っていると、
トンボが羽化するまさにその瞬間を発見しました。
こんなところで羽化していてカエルに食べられないのでしょうか…。
肝心のカエルは普通のアマガエル程の大きさの灰色でした。歩くとそこら中で水たまりに隠れる音がするので、数はすごく多かったはずです。
鳴き声からナニガエルかお分かりの方、よかったら教えてください。
そして、今年は諦めていた蛍なのですが、
河川敷で出会うことになりました。
10匹程で少なかったですが、水たまりの近くを舞う蛍。
おそらく増水すると本流とつながってしまう場所なので、
今年の梅雨次第ではここも形を変えてしまうのでしょう。
来年また元気に舞う蛍の観察ができるといいですね。
夜の河川敷は昼とは違った場面を見せてくれました。
でも、真っ暗なので結構一人は怖いです。