すっかり日差しが強くなってきたせいか、
撮影に行くごとに日焼けで肌が黒ずみます。
雨もよく降ったせいか、
2週間前ならまだ踏み潰せる程度の草の芽が
手ではへし折れない太さの茎に成長しています。
もう今月末でいける範囲は限定されてきそうです。
この日は早朝に厚めの雲がすごい速さで空を巡っていましたが、
8時を回る頃にはすっかり快晴に。
前日の天気がすぐれなかったこともあり、
草木には水滴がたくさんついていました。
後から(編集を始めて)気づいたのですが、
水滴の中に花粉が舞っている様子が写り込んでいたんですね。
撮影時の小さな液晶では光の反射かと思っていたのですが…。
外部モニターが欲しくなる4Kクオリティですね。
散策を続けていると、この日はてんとう虫がいたる所で目につきました。
まだ成長途中の木の枝や足元の小さな草にまで。
もちろん、すでに何カットか撮影していたので、
もう特に気にも止めることなく雉を追いかけていました。
すると、足元で何かが揺れているのが目にとまりました。
あ、てんとう虫だ…ん!?
私は目を疑いました。
片方が上に乗っている??
私はすぐ気がつきました。
そうか、マッサージをしていたのか…と。
てんとう虫も疲れるんでしょう。
私は草を揺らさないよう、静かにその場を後にしました。
カメラの電源をOFFにした時でした。
雉が首を伸ばしてこっちを見ています。
「もーいーよー」とでも言いたげな顔です。
すかさず三脚を伸ばしましたが、
目を離した隙にもういなくなっていました。
野生の動物はやすやすと捉えさせてはくれません。
今後もいい画を撮れるようになるまで練習に行こうと思います。