4K 九頭竜川 トンビの雛

河川敷ではたくさんの生態系と触れ合うことができます。
植物をはじめ、昆虫や哺乳類、鳥類と様々です。
中洲へ足を運ぶと、何かの綿のような物がたくさん舞っていました。
タンポポの綿毛と少し違い、大きさの異なる塊で浮遊しています。
なんの植物かはわかりませんが、光に透けてとても美しく、
まるで桜の花びらが舞い散る様な光景でした。

菜の花の蜜を吸うアゲハ蝶程の大きさの蝶がいました。
羽は黒く、体は赤い模様があります。
おそらく「ジャコウアゲハ」と呼ばれる種類なのかと思います。
毒は持っていないようですが、あまり指先で触れたい気持ちにはなれませんね…。

足元には(おそらく)クサソテツがたくさんありました。
葉が開く前を「コゴミ(またはココミ等)」とも呼び、
山菜としては有名で天ぷらにすると美味しいそうですね。
僕は山菜の知識はありませんが、
過去の撮影素材の中にも食べれる植物がたくさん写っていたのかもしれません。
許可をとって河川敷で山菜狩りをするのも楽しそうですね。

また、この日は鳶の巣を見つけることができました。
雛の様子からするにまだ生まれて数週間程でしょうか。
それでも鳴き声は親鳥さながら立派な声です。
鳶の雛は羽化後30日程度で全身に羽毛が生え揃うそうで、
さらに40日前後でなんとか飛べるようになるとか…。
成長が楽しみですね。
今後も観察を続けようと思います。
本当は雉を探していたのですが、
これはこれで思わぬ収穫でした。