4K 九頭竜川 河川敷 雨のち晴れのち雨 小川の行方

雨が降ったり晴れたりが交互に繰り返す日。
こんな日の撮影は何かと面倒です。

「どしゃ降りの雨が降って増水する川」というテーマの映像を作ろうと思っていたのに、
撮影の途中で雨がやんで晴れ間が出てしまっては予定していた映像が撮れなくなってしまいます。
だったらテーマを少し変更して「どしゃ降りの雨がやんで晴れ間が差し込む河川敷」という具合に出来上がりを変更して撮影をする必要があります。
ところが、この日は降ってはやんで晴れ間がさしてまた曇って雨になる…

自然は思い通りに動いてくれないので、
自分がテーマを変えて撮り続けないといけません。
とはいえ、この日のように環境の変化が目まぐるしい日は
撮れるシーンが増えるので、そういった変化をきちんと撮れる腕を磨かないといけないなと反省しております。

さて、河川敷を散策していると小さな水の流れを見つけました。
小川といういうには、あまりにも小さな小さな流れです。
どこから集まって流れとなったのかわからないのですが、
土や岩の隙間から集まった水が流れを作っていました。
よーく見ると、小さな小さな砂つぶが運ばれていきます。
とても綺麗で、荒々しい九頭竜川の中にこんな可愛らしい場面があることを初めて知りました。
とても人が見に行く場所とは言い難い片隅で、
人知れず水の流れは緩やかに大きな川へと合流していくのでした。

先月から鳶の巣の撮影で同じエリアに何度も足を運んでいますが、
調べれば調べただけ新しい発見があるものですね。