おはこんにちばんわ
イマギッシュです。
引っ張るだけ引っ張ったスローモーション実験映像がいよいよ完成致しました。
撮って繋ぐだけだろうと思っていたら、問題が多発して非常にまいっちんぐでした…。
高い機材は高いだけの意味があるわけです。
それではご覧ください。
いかがでしょうか。
カメラのスペックは圧倒されているとはいえ、
やれっちゃやれなくはない事がわかりました。
場合によってではありますが、
条件を揃えればFS700に十分対抗できるのではないでしょうか!
さて、おさらいをしますと、
今回のテーマは『現状の機材でどこまでスローモーションを実現できるのか』です。
目標は以前私が制作した実験映像たる『フルハイビジョン画質で240fpsのスローモーション』
これにどこまで太刀打ちできるか!
編集ソフトは両作品同じくAdobe After Effects。
カメラ単体のガチンコバトルじゃ圧倒的にスペック負けしていますので、
今回の制作ではtwixtor proというスローモーション用のプラグインを使用します。
ただ、これも使えば楽勝ってわけではないんです…。
youtubeで「twixtor」と検索するとスローモーションのテスト動画がたくさん検索できます。
これを見てると「なんだー、みんな簡単に作ってんだなぁ」と思っていたのですが、
制作していく上でたくさんの問題こんにちわ。
シャッタースピードが1/1000以下でないと全体的にぐにゃぐにゃしたおもしろ映像にしかならないんですよ。
まずそれを知らずに撮影に挑んだので1発目の素材は全部ぐにゃぐにゃ…。
こんな感じです。
このミステイク動画は2発目の収録素材です。
1発目の素材はほとんどを川と水で収録した為、ほぼ使い物にならなかったです。
それを考慮した2発目の収録。
1/1250で撮影したにも関わらず、石としぶきのアップはうまく編集できませんでした。
石が地面から蹴り上げた砂、
これは粒子が細かく動きが早かった為にシャッタースピードが1/1250では捉えきれなかったのかと思います。
水のしぶきに関しても同じ事が言えると思われます。
画面いっぱいに動く被写体をおさめようとする時は気を張った方がよさそうです。
それから、モデルを撮影する際は髪の毛や指先等の割と細かい部分、
物体の速度や背景と被写体の色の差やコントラスト差を考慮した方がよさそうです。
極端に細かい背景(生い茂る木々の葉・都会ならビルや建物、看板群は最悪だろうなぁ…)の前で
被写体が動いてる際は結果的に1フレずつマスクを切る覚悟を!
今回はマスク処理はしておりませんが、twixtorとマスクを併用するとさらに細かい設定や修正が可能だそうです。
ということで、長くなりましたが
おいそれと容易くスーパースローは扱わせてもらえないんだなと再確認。
しかも今回は1280×720のサイズで収録しております。
FS700RHはフルハイビジョンで240fpsが収録できるので、
実はスタートラインですでに負けてるんですよ。
これは70Dではフルハイビジョンで60fpsが収録できないので許してください。
あくまで、『現状の機材で…』ってところで、スローモーションを重視した結果です!
申し訳ございません!
ですので、さらに上級のカメラをお持ちの方は是非!挑戦してみてください!
おそらく、上位ランクのカメラでならさらに美しい映像が仕上がるはずです。
そして、次なる疑問が浮上しているのですが(おそらく同じ事を考えている方はいるはず)
1/1000以下ってまだまだあるわけで、どんどんシャッタースピードを早くしていくと…?
どうなんでしょうね。
でも気をつけないといけないのは結局のところ60fpsで収録するので、
240fpsを原理的に超える事はできないわけです。
つまり、1フレ1フレ鮮明になるだけでフレーム間の動きはぐにゃぐにゃ再発なのかもしれません。
じゃー結局高いカメラには勝てないのかよ…って事なのですが…、
いやいや、あなた様、私の以前の記事をご覧であそばせでしょうか…。
GoProとかのウェアラブルカメラで240fps撮れます。
まじかよ!
じゃーやっぱウェアラブルカメラ最強やんけ!
だって陸海空持っていけて(たしか宇宙にすら行っちゃってます)
しかも240fpsで4kも撮れちゃうぞ!?
しかもしかも値段見てみろよ!
しかもしかもしか10万きってんじゃねーかおえー!
おえーーー!!!!
な・ん・で・す・が・!
だから高いカメラには高い理由があるわけですよ。
と言い出すとキリがないのですよ!
機材は奥が深いでございます。
とりあえず、
一緒にGoProを買いましょうw(←いや、ゆーても1台は欲しいんすよ
ゴープロ、フォ〜!
イマギッシュより