【大阪駅・ポスター】これはあかんやろシリーズ

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こちらは大阪駅を出てすぐ横のショッピングモール?と言えばいいんですかね…。
大阪の駅なんて始めておりましたさかい、よーわかりまへんで。
ルクア イーレ…っていうんでしょうか…
なんやうまそうな雰囲気醸し出してるつもりやろうけど、一歩間違えたら「すぐはいーれ!」と急かされてるような気にもなる…
そんな駅に隣接したショッピングモール…の手前のエスカレーター登ってヨドバシカメラへ向かってたけど
キョロキョロしてたらたまったま目に入ったポスターです。
そうです、田舎者全開で上見たり珍しいものあったらすぐキョロキョロしたり…。
都会ってのはおもしろい発見ばかり!

どうも、イマギッシュです。

東京だの大阪だの行ってると、福井ってところは本当にこの先不安で仕方ないというか…
とりあえず、こちらをご覧ください。

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大阪駅の11番ホーム。福井へ帰ろうとした時に目に飛び込んできたポスターです。
目を疑いました。

ん?

です。

有名タレントさんがバシィーンと出てるポスターが何個かあって…

ん?

です。

まさか、何かの間違いか?
おい!しかもちょっと待てよ、今発覚したけど、奥の方なんか下の文字切れてんじゃねーか!
誰だこれ作ったのは!!!

いやいや、いいですよ?小・中学生、高校生に描かせる企画だったんですとか背景があるならごめんなさいですけど、
これ本気でデザイナーが手掛けてるんだったら是非コンセプトを伺いたい。

あと、「生まれ変わった北陸へ」とアピールしているが、
正直なところ、生まれ変わるのはこれからだろ…と言いたい。

いや、私はデザイナーでもDTPオペレーターでもないし、目の肥えた代理店の人間でもないですから。
なにをどうとか言える立場ではないのですが、あくまで一個人として思ったことです。

行きたくなるポスターじゃねぇだろ。
ある意味で検索したくはなるよ。うん。

再三申し上げるけど、何かこうであるべきなのですという企画があったのならごめんなさい!
また、これがデザイナーさんや評論家さん、一般の方々が「おまえの目は節穴か」とおっしゃるのであればそれもごめんなさい!

ただ批評したくてここに綴っているわけではない。
このポスターとほかのポスターを見て思ったことがある。
それが今回の本当のテーマ。

いいですよねぇ、都会の電車たら地下鉄ってやつぁ。
乗ったらスタイリッシュな広告ばんばん!
所狭しと興味をひく広告、読みやすくて「あ、だからそーゆーデザインなのか」と刺激がいっぱい。
街を歩いていても、ひとつひとつ、お客さんを呼び込む試行錯誤が店ごとに見て取れます。
大変だったろうし、たくさんの資金も投資していることでしょう。

でもそれは、単純に人が多いからだよ。
人が多いんだからどんどん広告して人を呼び込めばいいのさ。
そりゃそうだよ、都会なんだから。

と、たぶんみんなそう思うだろうか。
少なくとも田舎の人はこれを強く感じるだろう。

でもさー、じゃー田舎だからなんだよ。
自然がいっぱい、田んぼがあって、水や空気が綺麗で、
戦後の面影残したままの駄菓子屋があって、
春は桜がばっさーで、
夏は虫取り網だの海水浴だの、
秋は紅葉を見に行こうようって、
冬は実家でコタツにみかんと落とし玉。

都会にはないものが田舎にはいっぱいある!
一乗谷遺跡のキャッチコピーなんかは「なんにもないようですが、すごくよかったです!」というフレーズがあります。

だからなんだよ!
そんな綺麗事いうても人は結局都会に溢れるほど集まってくんだよ!

ちなみに「一乗谷DISCOVERY PROJECT」ってサイトがあって、こちらはこれまたなかなかスタイリッシュ(?)なデザインで
一乗谷ってあー美しいんだなぁとしみじみ思える私はもちろん福井県出身の拙い映像編集マン…。
とここで念の為福井を軽くPRしておく。

いや、田舎がいいか悪いかって話ではなく!
結局このままでは廃れてしまうじゃないの!?って危機感を持つべきだと思うのです。

若い子は都会に憧れて新幹線でびゃーって行っちゃいますよ。
そんな若い子が30代前にして選択肢は2つ。

そのまま都会で活発に生きて行く or 実家に戻ってゆっくり余生を暮らす

ちなみに私の数少ない幼馴染たちは10人中3人が都会に残っている状態であとは地元に戻ってきています。
これだけのデータじゃなんにも統計うんぬん言えないけど、
福井に残ってる(もしくは戻ってきてる)人、移り住んできてる人いっぱいいるよ!
都会でもまれて培った技術もって帰ってきてるはずだよ!
だったらきっと何かできるはずなんだけどなぁ…。

ふぅ…
だんだん着地点が霧の中にまぎれていってしまったので一旦落ち着いて…。

私が言いたいのは、
福井をもっと活性化するにはどうするべきかをちゃんと取り組まないと、新幹線くるのはいいけど、本当に大丈夫なのかってこと。

で、問題は、
福井にいる人ってみんなどう思って暮らしてるのかだと思うのです。

私やそーゆー過激派な人が「福井活性化やー!」なんて叫んでも、
そーじゃない、田舎のままでいいんだって人ももちろんいると思うし、
何せ都会の生活スタイルに疲れた人が帰ってきてることもあるわけなので…。
そんな人たちからすれば「意識高い系の人は都会へどうぞ」ってことなんだろうか。

すごく不安なんだけど、
新幹線できるとさ、昔でいうところの田舎に電車や道路ができて、自家用車がどんどん身近になって、
いつの間にか過疎化してんぞって時代が県レベルでどんどん進行していくとさ…
隣の県でいう、上の方なんて空港あるけど活性化してんのか!?って状態でしょ?
車運転できなくなったら毎日どうやって過ごすの!?
最寄りのコンビニまで何分かかるんだよ、歩けってか?
隣の家まで何分かかんだよ!最近○○さん見かけねぇと思ったらお亡くなりになってましたなんて冗談じゃねぇぞ!
病院まで歩いて2時間…無茶いうなよ!
おめーんとこのせがれ、いくつになったっけなぁ、最近どうした?
新幹線で東京行っちまってそれっきりだよ。
ほうかほうか、ごほごほ…、わしらももう長くねぇさかい、墓の掃除しにいくべさ。
どんな老後だよちくしょう!死んでたまるかー!

と、得体の知れない不安が一瞬にして脳裏をよぎったわけでした。
駅のホームで。

そんなことより明日の撮影の不安してろ!と自分で突っ込んでいます。
とはいえ、不安ですよね…将来のことって。
この10年の情勢の流れだとか映像業界の流れ。
こう劇的に変化が繰り返されている中、
次の最良の一手はなんなのか…。
考えてもすぐには見つからない!
とりあえずチーズまんでも食べて次の一手を模索しようと思います…。

それにしてもiPhoneのパーツまだかなぁ…。
次回こそ!iPhone5修理に命をかけたイマギッシュの物語…かもしれません!

イマギッシュより