プロ直伝!デジタル映像制作実践ワークショップ

先日、
福井県産業情報センターで「プロ直伝!デジタル映像制作実践ワークショップ」が行われました。

http://www.fisc.jp/pckouza/class.php?y=h27&id=0044
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セブンディの今城が、サブ講師として教壇に立つという晴れ舞台なので、
私は、記念写真を撮ろうと出かけて行きましたが、
今城は大変緊張していたようで、
ハラハラでした。
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内容としましては、デジタル映像制作ということですが、
現時点で、アナログで映像を作ることは皆無と言っていいのでありまして、
さらに、今回は、ストップモーション、パラパラアニメを作ってみようということで
中でも一番アナログなものに挑戦という・・・

※ストップモーションとは?
静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、
あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。
最近、映像配信サイトやブライダル映像などに人気の技法。
(ふくい産業支援センターのページより)

・自分が興味のある動画を制作したい方。配信したい方。
・自分が作った動画がプロっぽく見えるコツを学びたい方。
・配信をしている動画の視聴回数アップやPR方法について学びたい方。
・ストップモーションを用いて他の動画とは一味違う動画を作成したい方。
を対象としていたようで、
高校生からご年配の方まで幅広い参加がありました。

流れとしては、ストップモーションとはという説明があって、
プロの方のストップモーションの映像を見て、
セブンディの映像も見て、
簡単な説明の後、早速、やってみようとのことでした。

仕上がったものは、いろいろおもしろいものができていて、
初めて、なおかつ短時間の割に、素晴らしい作品ができたようです。
それは良かった!!

 

さて、ストップモーション、パラパラアニメ。
これらは、実は、映像の世界では、最も高額で制作、販売される商品です。
高額ですので、テレビCMやVPなどで見ることも滅多にありません。

理由は、
撮影するものを作成し、少しずつ動かして写真を大量に撮るという行為が
実にアナログで、時間がかかり、単純に、人件費がかかるためです。

ネットに上がっているプロの作品は、100万以下で販売されているものはまずないと思います。
安価で販売されているものは、撮影というコストがかかる部分を省略し、
そう見えるように擬似的に作成しているものがほとんどです。

高い、じゃあ、映像初心者は手を出せないのか、
というとそこは話が逆になります。

ストップモーションは、とにかく根気、時間との戦いがメインなので、
写真さえ撮ってしまえば、そのあとは簡単です。
映像を外注すると高価ですが、
撮りためたストップモーションの写真を音楽に合わせて繋げて欲しいという要望なら
そこだけプロにお願いすれば安く済みます。
もしくは、頼まなくても簡単にできます。

ですので、プロとしての技術がなくても
高価な映像コンテンツを生み出せる方法として魅力なわけです。

そして、どうやって使うかですが、
自社で販売している商品を紹介する場合などを例に挙げてみますと、
商品紹介自体をストップモーションにするのは、
商品数が多いと大変だったりしますので、
映像の頭につけるちょっとしたOP映像などに利用すると良いかと思います。

自社のロゴ簡単に動かす5秒ほどの映像ということです。

仕事に活かすのではなく、
クリエータとして、作品を生み出したいという方でしたら、
一度やると、もう一回やるのに結構気合いがいるというか、
もう一回はやりたくないなと思っちゃいますので、
最初の時に超大作にチャレンジすることをお勧めします。

3分から4分。
単純に計算してコマの枚数は、1800枚。

動かすものも画面全体の中の何か一つではなく
全体を動かす方が良いです。
イラストを描けるなら、1800枚書いた方が良いです。

ストップモーションの魅力は、
デジタルではなく、アナログなところにあります。
労力がすごいなとまず思わせなければいけません。
デジタル映像が氾濫する中、
どんな人でもああすごいなと思うことができる映像です。

簡単に上手くやろうではできない反面、
根気さえあれば、誰でも感動する映像を作れます。

ぜひチャレンジしてみてください。