映像を作ることになった人のために 5

小さな会社ですと、映像を作るってなりますと、
やはり大きなお金がかかるところは難しいので、
そこそこの価格でやってもらえるところとにお願いするわけです。

そうすると、プロだけじゃなく、
セミプロとか、ハイアマチュアとかも混ざってきてしまい、
私みたいなフリーランスってのも混ざり、
映像制作とは名ばかり、というのが結構増えます。

変なところに騙されないために、
サンプルを出してもらうのは大事です。
サンプルで好みの映像を作っているところを選ぶのです。

いくら、ここはいい制作会社だからと紹介されても
自分がいい映像と思うサンプル作ってないところはやめたほうがいいです。

合わないから。

で、いい映像なのかどうか、
自分の思い出ムービー作るわけじゃないから、
ようは見る人が多数なわけですから、
自分だけの好みってわけにもいかないわけですな。

で、いいかどうか、見抜くちょっとしたコツを書いておきます。

突然ですが料理、しますか?
味の素とかの化学調味料使いますか?
あと、ダシつゆとか。

それ、映像にもあるんです。

化学調味料使ってもいいんですけど、
3000円コースの料理人が使ってたら嫌でしょう。

あれ使うと、ほら味がぜーんぶ同じになるっていうか、
で、そこそこいい感じになっちゃうっていうか。

映像でも同じ現象になります。

いろいろあるんですが、
編集で、カットとカットのつなぎのほとんどに
何かしら効果を施してあるものです。

前の動画がふわーっと終わって
次の映像がふわーっと重なって半透明で次の映像に変わるやつ。

あと、シュパーンってなんか、画面が分かれたり、
くるっとしたりして次に変わる。

あれって、あれがないと映像が繋がらないんですわ。
あれやると、どんな映像でもうまーくそれなりにつながるんですわ。

ちゃんとした映像では、そういう
シュパーンとか、フワーってのは使いません。

そんなふわーっとか、シュパーンとかプロで使う人いる?
と思う方もいるかもですが、
います。いて私も驚きます。

映像の味の素は他にもあります。
また紹介します。