【カメラ・4K / 860fps】番組アワード2015にすげーカメラが来てました!後編

はい、2日に渡って記しております。
先日東京は二子玉川にて行われたコンテンツ祭に参加した際のことです。

前回までのあらすじとしまして、
私は番組の収録の合間をぬってPanasonicとsonyの機材を物色しておりましたが、
その会場にはもっと恐るべき機材が息を潜めておりました。

それが前回予告で画像を出したこちら。

IMG_2678

 

 

 

 

 

 

 

車載型映像制作システム「4Kista!」(フォーキスタ!)

まさに、4K世界のファンタジスタ!

それにしても、なぜこのカメラに皆さん興味をしめさないんだ!?
さて、そのカメラとはなんぞや?と申しますとこちら。

1023_カメラ001

 

 

 

 

 

 

 

 

sony CineAlta 4k カメラ PMW-F55
canon CN20x50 IAS H/P1(焦点距離:50-1000mm/ズーム比:20倍)

写真でみると案外そんなもんなのかな?って大きさに見えますが、
目の前でみるとなかなかの迫力!
特にレンズね。ズドーーーーンって。
本体にぶっささったケーブル類もまたかっこいい!(ケーブルとか管系繋がってるものってなんだか興味深いんすわ
なんかレーザーとか出せるんじゃね?みたいな図体です!
ちなみにsonyの本体にPLマウントをかましてシネマレンズを差し込んでる模様。
価格見て目ん玉飛び出たんだけど、なにこれ、誰買うんだ!?希望小売価格だと私の車4台すっぽり買えるじゃねーか!!!!!!!

1023_カメラ003

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、光ケーブルで4Kをリアルタイム配信できるとのことで、
屋外のバンに線が伸びておりました。

さて、これだけ大きいカメラ、触っちゃいかんのだろうなーと恐れているとですね、
「いやいや、どうぞ体験してください!」
とウェルカムですよウェルカム!
いやー太っ腹デジコンさん!(その為の展示…)
ということで上の写真のように体験させてもらっちゃったわけですね。
そりゃ、ただ回すだけなら私にでもできますよ!
ちゃんと被写体撮るってなるとそりゃすいませんって感じなんでしょうけど。

それにしても、ズームとフォーカスのリモートがすごくいい!!!!!
1023_カメラ004

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前がフォーカスなんですけど、
普段レンズのリング回してるのとはワケが違いますね。
するするーっとピントが前後する感覚が気持ちいい!
ズームもすいすいーって気持ちいい!!!
むしろこのオプションパーツが一番ほしくなった笑
ところでこの50-1000という望遠。
50って割には随分狭いもんですね、でも1000mmはさすが、おおーー!!!って寄れます!
開放値はF5だったんですが、え?こんなに明るいっけ?って気持ちになりました。
これは現場がスタジオってこともあるので照明の加減で考えると条件がよかったんだと思います。
曇りの日の限られた照明状態や暗部での威力はどうなんだろうか…。
とはいえ、そもそもこのコンビ、スポーツ系のムービー撮影において威力を発揮するそうなので、
光量に関しては恵まれた環境下で使用可能なんでしょうね。スタジアムとか。
まー私がこの先使うことはほぼないでしょう…なので一期一会とでも言いましょうか。
触っておけてよかった!

さて、そうこう話しこんでいると係りの人が
「よかったら中継用のロケ車もご覧ください!」
なんて言うもんだからスキップで付いて行きましたようほほ。

4Kが送受信されているケーブルの先へ向かうと、
ロケ車と一緒にとんでもないカメラがまた一台組んであるんですねこれが…。

1023_カメラ005

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FOR.A フル4Kバリアブルフレームレートカメラ FT-ONE-OPT

国内メーカーである「株式会社 朋栄」というところが開発したカメラ。
ぶったまげるスペックなのが、なんと4Kで最大860fpsが撮れちゃう化け物。
まさかまさかでこの化け物を体験させてもらいました。
と言っても実際に撮影はしてないですが、液晶見るだけで被写体の動きの鮮明さが違いますね!
もう撮りたくて撮りたくて…と思っていると
「実際に弊社スタッフが撮影した映像がこちらになります。」
と、おぅーいタイムリーな営業ですがな!どれどれ…
歩く人、エスカレータを降りる人等、人物をメインでテスト撮影したものを拝見したのですが、
感動して涙腺緩みました。これが800越えの世界…。
このカメラで水しぶきや自然を捉えたらどれほど美しい画が撮れることだろうか…。

ちなみに、サンプル動画がネットにあがっとりました。

なにこれ…こんなん見たら他の機材使いたくなくなるだろうが…
というか、もーこれ以外ならどれ使っても一緒やんけ…くらい圧倒的すぎる。
もう溜息しかでない。

レンズは300〜400万するレンズだそうで…たしかこちらはFujinonだったかな。
もちろんズーム、フォーカスはリモートでやるわけですが、
こっちの方はかなりピントがシビア!なぜに?
深度あっさ!!!私の持ってるcanonレンズキットの55-250を思い出したわ!
ピーキングしてねぇと余裕でずれます…悔しい!

さて、ロケ車の中はもー私には理解を越えた機材だらけ、
テロッパーやスイッチャーなど、あらゆる中継機材を搭載し、
会場や屋外をリアルタイムで中継できます。

すごい…すごいぞデジコンさん…あんたらこんなシステム組んで誰に売ろうってんだ!
私は完全に物色しにきただけのいち編集マンとわかってここまで丁寧に接客してくれて…
と思っていたら最後は営業部長さんまで出てきた…
え、え、え、なにこれ買わないと帰れないシステムだったのか?
と思ったらすごく物腰低くていい人…。

絶対見ればわかるであろうどう見ても買わない人(私)にそこまでしてくれるデジコンさん。
本当にありがとうございました。
いつか、もしスポーツを撮影するなんて仕事があった際は是非お世話になろうと思います。
私はカメラマンではないですけどね…。

ということで、デジコンさんの「4Kista!」を余すところなく堪能して収録へ戻ったわけです。
こんな素晴らしい体験ができたのは初めてです。

さて、皆様は11月18日〜21日は何の日かご存知ですか?

そう、もうすぐinterBEE 2015です!

今年は行きますよー!
セミナーとか講習会や、ドローンの試運転、カメラの新型機のパレード!
もう夢のような3日間です!!!

次世代の映像制作の展望をここで確かめてきます!
待ち遠しい…
しかしその前に今の抱えている仕事を全てこなさなくては…うーむ。

 

 

 

イマギッシュより