トンビの雛達は小さい頃(1ヶ月ちょっと前)からそうですが、
親鳥が運んで来る餌を我先にと奪い合います。
少し前は親鳥も多少末っ子を優先する姿勢があったのですが、
ここ数日の様子を見ていると、
雛たちの欲求に頭を抱えているようにも見えます。
今回は親鳥が運んできた獲物を奪い合う兄弟をロングカットでお楽しみください。
見た所、他種の小鳥の雛でしょうか…。
おそらく掌くらいの大きさだと思われます。
トンビは死骸も食べるそうなので、
他の巣を襲ってとってきたわけではないでしょう。
それにしても、兄弟の綱引きは壮絶です。
末っ子は怖がって近づけません。
結局、長男?が奪ったのでしょう。
奪ってしまうともう大変です。
他の兄弟から獲物を奪われまいとひどく威嚇します。
もはや目も合わせられません。
次男?は怖がって巣の外に逃げてしまいました。
末っ子はまだ上手に飛べないせいか、
巣から出ようとはしません。
長男?に威嚇されながらもじっとしています。
お腹も膨れて満足したら、
長男?はまたどこかへ飛び立ちます。
このタイミングを待っていたのか、
末っ子が残った獲物を少しずつ食べ始めます。
長男は他の木や少し離れた場所まで飛べるようになっています。
親鳥と区別しにくいのですが、
飛び方や着地がおぼつかない方は子供なのかなーと判断しています。
末っ子も巣で羽ばたく練習をしていました。
6月中には兄弟みんな自由に飛べるようになるのでしょう。
親子で空を飛んでいる様子が見てみたいですね。