4K 九頭竜川 河川敷 どしゃ降りの雨 トンビの雛

雨に晒される鳶の雛を撮ろうとずっと嵐を待っていました。
この日は前夜に突然の嵐。
強い雨風が木々を揺らしていたので心配していましたが、
鳶の巣はなんとか無事のようです。
さすがにそんなヤワな作りではないようです。

雨の日に鳶が飛ぶ様子をあまり見かけませんよね。
こんな日は親子寄り添って暖をとっているのかと思ったのですが、
巣に近づいた時には親鳥はいませんでした(その方が撮影はしやすいのですが)。
じっと肩をすぼめて雨を凌いでいました。
鳥の羽毛は雨を弾くようになっているのかと思ったのですが、
見るからにずぶ濡れといった状態ですね。
時折、体を震わせて雨を弾いている仕草も見受けられました。

親鳥もどこかで休んでいたのでしょうか。
しばらくすると雨がやみ、親鳥が餌を運んできました。
親鳥はどこにいたのか、
雨に濡れている様子がありません。
隠れるのが上手なのか、大人になると雨を弾く強靭な羽毛になるのか…。
相変わらず気品高い佇まいと険しい表情です。

雛と並んでいる姿を見る限り、
もうしばらくは大人の仲間入りは早いようですね。
生まれてからそろそろ1ヶ月半は経とうとしていると思われるので、
もう時期飛べるようになるのかと思います。
巣立ちの瞬間が楽しみですね。

これから福井も梅雨入りです。
無事に巣立てるのでしょうか。