こんにちは。
7-Dの高島です。
今日は、編集についての内容です。
「EDIUS Pro 7」を使って、
編集のあれこれについてお話したいと思います。
編集した映像に美しく文字を載せる
観覧車の映像を撮影しました。
空の空間をいかして文字をのせたいとします。
文字をいれてみますと、こうなります。
読めません。
よくよく見ればわかりますが、読みにくいです。
文字は、小塚明朝ELを使っています。
色は、235.235.235です。
どうやって文字を読みやすくするか。
※ハイビジョンになって、横の線が細い文字もわりとくっきり見えるようになりました。
ですので、文字を太くしたりゴシックにしたりすることは
ここでは無しにして考えてみたいと思います。
①色を変えてみる。
黒にしてみました。16.16.16です。
ずいぶん見やすくなりました。
背景の反対の色にすると簡単に見えるようになります。
これが簡単なやり方です。
けれども、いろいろな理由で、黒っぽい文字は避けたい場合、
どうしても白っぽい文字にしたい場合どうするかを考えていきましょう。
②影をつける。
縁やエッジをくっきりつければ見えますが、
くっきりつけてしまうと
文字が主張されてしまい、
文字しか目に入ってこなくなってしまいます。
なので、うっすらと影をつける程度で調整してみましょう。
クイックタイトラーの調整画面です。
私の場合、ハードエッジは使いません。
ソフトエッジを1だけにして、透明度で調整します。
エッジが主張されない程度を透明度を調整して
文字が見え、背景が邪魔されないギリギリのところを探します。
こんな感じになりました。
③背景を暗くする
しかしながら、やっぱり
文字が空中に浮かんでいるのに影ができていると言うのが
意味不明な世界観になってしまうので、やめたいと思います。
影はどのからの光を受け、
どこについているのかということになりますので。
背景を少し暗くしてみればいいわけです。
トラックを一段増やして、同じ画像を重ねます。
コピーする理由は、この後わかります。
暗さの調整は、カラーバランスでこのようにしました。
けれども背景が暗くなってしまいましたので、
文字のところだけ暗くしてみます。
カラーバランスをいれたほうの素材に
さらにビデオフィルターエフェクトにあるマスクを入れます。
設定はこのようにして、
要するに、暗くした素材の文字の回り部分だけを残して
他をみえなくするわけです。
黒い部分が透過されますので、
下の素材が見えます。
文字がくっきり見えますが、
暗い部分と元の部分の差が激しすぎるので
とても不自然です。
マスクを切ったそざいの透過や、マスクの大きさ、カラーバランスを調整して
不自然ではないようにします。
できました。
まとめ
エッジや影をつければ簡単なことですが、
このように微調整しながら、
文字や背景がお互いつぶしあうことなく
美しい画面に仕上がるように
したいものです。
このやり方が正しいと言うわけではありません。
いろいろ研究して、
美しい画面を作ってみるといいと思います。
改めてみると、もう少し調整が必要かも・・・。
まだちょっと読みにくいかもしれませんね。
おまけ
さて、
2015年6月26日に「EDIUS Pro 8」が発売されたようです。
「EDIUS Pro 8」は、4Kの編集が快適になるほか、
Windows 10にも対応するようです。
6万円ほどで販売されるようですが、
「EDIUS Pro 7」を2015年4月1日から7月31日に購入した方は、
無償で8にすることができるようですよ。
正規日本語版であれば、通常版、アップグレード版、アカデミック版どれでも大丈夫なようです。
しかしながら残念なことに私は、
2015年3月29日に購入してしまい、このサービスを受けられません。
2日ほど違いなのですが、何とかならないものでしょうか。
利用したのは4月以降ですが何とかならないものでしょうか。
トホホ。
2015.07.04 たかしま