映画『超高速!参勤交代』を見た。

https://www.youtube.com/watch?v=3B-BSQazl2M

映画『超高速!参勤交代』を見ました。

『超高速!参勤交代』
出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!!JUMP)、柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司/陣内孝則(特別出演)、西村雅彦
監督:本木克英
脚本:土橋章宏(講談社「超高速!参勤交代」)
製作:「超高速!参勤交代」製作委員会
企画・配給:松竹 
公式HP: http://cho-sankin.jp/

2014年6月21日(土) 全国ロードショー
「のぼうの城」を輩出した脚本賞の第37回城戸賞にて最高得点で“入選”を果たした脚本を、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!!JUMP)ら豪華キャストで映画化。
元文元年(1736年)、磐城国(現在の福島県いわき市)を舞台に、お上から「5日以内に江戸へ参勤せよ」と無理難題を強いられた弱小貧乏藩・湯長谷(ゆながや)藩が、行く手を阻む公儀隠密らの攻撃をかわしながら、奇想天外な作戦で参勤交代を完遂させようとする姿を描いた歴史エンターテイメント超大作。

すでに、1年はたっている作品なので、
ネタバレ込みで感想を述べていきます。

見て、あーあ、という感想は出ないと思える面白さです。
参勤交代という、割と地味な内容を扱っている割に、
結構早い段階で忍者がでてきまして、
突如ワイヤーアクション。
まじめな展開が続いていたので、急に、エーってなもんですが、
それ以前の演出が、すこし、コテコテなので、
さほど違和感を感じることなく、
非現実味をうけいれることができます。
といいますのも、クレーンを使っての撮影がすこしやりすぎでは?というくらいでして、
頻繁にクレーン、まわりすぎクレーン、はやすぎクレーン。
映画をみているのに、なんといいますか、
自分がクレーンにのせられたカメラのような気もしたり、
クレーンのスタッフが見えるほどでございますな。

で、その後、終わりのほうまでは面白いなーと思ってみていけるのです。
冒頭で何でもありの映画なんだなと思えるので、
ただ単に面白いなと思ってみていけるのです。
クライマックスのところにはちゃんと泣かせられたり。

とここらまではいいのですが、
最後の回収が甘いのです。

1、結局、5日参勤は、老中(陣内)のわるさを暴くために、わざと老中(陣内)の提案した5日参勤をとめずやってしまった将軍の策だった。というオチがあるのだけれど、それは、正直無理があって、いや、それは、言い訳じゃないの?としか思えない。老中(陣内)をとめることができないお前が悪くねーの?そんなことのために、関係ない藩犠牲にするなよ。お前、1円も損してねーだろ。としか思えない。大根がどうとか、そんなきれいごとあきれ返ってしまう。なので、そこでひきさがる内藤(佐々木)も理解できない。
2、いくらハッピーエンターテイメントな乗りだとしても、上地は生きてなくて良いでしょう。死んでるでしょう。滅多切りでしょう。不死身か?
3、側室ってのは、まあ時代を考えれば仕方ないけど、正室がでてこないのに、突如側室なんですね?

ともあれ、大好きな深田恭子がでていたので、
よしとします。
ぽけーっとしてるのがかわいいですね。
普通にかわいいという女優さんが最近いないので
ほっとします。

リターンズと、後編も出るようですね。
それは、入らないような気がしますね。

超高速ではなかったですね。おっそーっていう風に思うので、
そこらへん回収してほしかったですね。

もう少し、サラリーマンぽさを出しても良かったと思います。

いやー絵がきれいでした。
おしまい。